さらば愛しのMacBook Pro2017 HongKong バタフライキーにTouchBar 古いけどまったくいいPCだった

現在は2026年7月下旬にこの記事を書いている。2017年といえばもう9年も前である。
私が個人的に使用しているMacBook Pro2017は2017年6月6日に発売された。つまり、満9年以上は時が流れている機種で今ブログを書いている。
なにかとても愛着を持ったように書いているし、事実いま現在、愛着を持っている機種なのだが、実はメルカリで中古購入したものである。
この記事ではそんな愛機との思い出や歴史を振り返りつつ、Weblogらしく使用感の備忘録を残しておこうと思う。
愛しのMacBook Pro2017香港のスペック

あらかじめ記載すると、「MacBook Pro2017香港モデル」というものがあるわけではない。ただ、香港のAppleで購入したと出品者が記載しており、本体が英字キーボードとなっているだけである。
2025年に購入し、購入価格は26,600円であった。特に安くもないとも思うが高くもないとも思う。ただ、大事に使われてきた、というのはなんとなく感じた。PC本体はほとんど新品に近い状態で、傷は一つもなかった。私の個人的な考えだが、こういった情のようなものは、次の持ち主に移る気がする。また、ヤマト運輸さんがサービスを展開している「パソコン宅急便」という箱があるが、それを使って送ってくれた聖人のような出品者さまであった。大切に使っていこうと思った。
さて、出会いの経緯はおいて詳細のスペックを見ていこう。
| Touch Bar | Touch IDセンサーが組み込まれたTouch Bar |
| プロセッサ | 3.1GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.5GHz)、64MB eDRAM |
| ストレージ | 512GB PCIeベースオンボードSSD |
| メモリ | 16GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ |
| グラフィックス | Intel Iris Plus Graphics 650 |
| 充電と拡張性 | 4つのThunderbolt 3(USB-C)ポートで以下に対応: 充電 DisplayPort Thunderbolt(最大40Gbps) USB 3.1 Gen 2(最大10Gbps) |
| カメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
| オーディオ | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー 3つのマイクロフォン 3.5mmヘッドフォンジャック |
| サイズと重量 | 高さ:1.49 cm 幅:30.41 cm 奥行き:21.24 cm 重量:1.37 kg3 |
私の使用しているMacBook Pro2017は上記のスペック表の通りで、当時としては動画編集などにも使用可能な高スペックマシンであったと思われる。上述したように、海外製のため英字キーだった点もスタイリッシュでかなり気に入った点であった。

愛しのTouch Bar意外に使える説
Touch Barは2016年10月に登場し、超薄型のバタフライキーボードを採用したMacBook Proの、ファンクションキーその他の補助機能操作の物理キー操作の代替のために導入されたものである。これは実際には横長のRetinaディスプレイであり、簡単にいうとキー操作以外の操作手段として、タッチ、タップ&ホールド、スワイプ、複数の指でのタップを含むジェスチャー操作によって、スマホのように直感的な操作ができるものである。

Touch Barは一般的には不評で、2021年にAppleシリコン搭載のMacBook Pro 14インチ・16インチが登場するタイミングで、姿を消し、2016-2023年までの7年でTouch Barはその歴史に幕を閉じた。
これはユーザーが視点をTouch Bar自体に移さなければ操作できなかった(ブラインドタッチと相性が悪かった)こと、MacBook Proでなければ搭載されておらずサードパーティ制アプリ開発者も需要を見込めず手を出しにくかったこと、物理キーボードの復活を望む声などが大きかったものと思われる。
個人的なTouch Barの思い出
私がTouch Barを搭載したモデルを使用するのは、実はMacBook Pro2017が2台目であり、2台の使用経験がある。
このTouch Bar、検索エンジンで検索をかけようとすると「Touch Bar 消える」「Touch Bar 消えた」「Touch Bar なぜ消えた」などと予測候補がたくさん出てくる。個人的に非常に面白いと思うのは、これには2つの意味が内包されていることである。
つまり、実際にTouch Barを搭載したMacBook Proをいま現在使用しているユーザーからは、「Touch Barが突然表示されなくなる」「Touch Barがなぜ突然表示されなくなるのか」を検索したいのに対し、Touch Barを搭載したMacBook Proを使ったことのないユーザーからは「Touch Barを搭載したMacBook Proはいつ、そしてなぜ消えたのか」を検索したい意図があるものと思われる。このうち、私は前者であり、Touch Barは度々突然表示されなくなり、再起動しないと再表示できないことがある。笑
これはまあ、確かに不便ではあった。しかしながら、まだAppleから「変なものを取り付けてやろう」という野心が見えた時代でもあった。事実、街中のカフェなどでMacBook Proを開いている人のキーボード上にTouch Barが見えると、その時代を少し懐かしくも感じるのである。
絵文字入力・指紋認証はつかいやすい
このTouch Barの使用感だが、メッセージ入力の際に絵文字を選択するにはかなり有用であったように思う。それこそ物理キーで一々絵文字を選択するのは煩わしいであろう。また、Touch IDという指紋認証がかなり使いやすかった。現在ではFace IDにとってかわられたが、むしろ色々な認証においてパスキーを求められるようになってから指紋認証で良かったなと思う瞬間が増えた。

ただし、上述の通りいつTouch Barが表示されなくなって、どのような操作をすれば再表示できるようになるのか、いまだに解決していない。笑
個人的にはスリープモードの有無が関係しているような気がしているが、原因はまだわかっていない。1週間ほど快調な時もあれば、1日に複数回Touch Barが表示されなくなってしまう日もある。まあ、そんな日もある、程度に思っていた日々が懐かしい。
ちなみにTouch IDはTouch Barが表示されなくなっても使えるので安心して欲しい。
愛しのバタフライキーボード
MacBook Pro2017はもちろんバタフライキーボードである。バタフライキーボードとは、2015年に発売された12インチMacBookで初めて登場し搭載された超薄型のキーボードである。キー下のヒンジ構造が蝶のような形をしており、バタフライキーボードと呼ばれる。
これは2016-2019(16インチ除く)のMacBookに搭載されているキーボードで、たった5年でその歴史に幕を閉じた。


このキーボードのパタパタと軽く浅い打鍵感の魅力に取り憑かれていまだに愛用している人は多いように思われる。私は取り憑かれているのかはわからないが、このキーボードの打鍵感がとても好きだ。だから、ブログを再開したまであるのかもしれない。
故障しやすい?9年も使っているのに?
バタフライキーボードの欠点として、打鍵感が浅く独特の構造をしているため、少々のゴミでも混入すると打鍵感に違和感が生じたり、押したキーが戻らなくて故障したりする、というのが世間一般の評価らしい。しかしながら、私のMacBook Pro2017はもう9年も経っていてまだ壊れる気配がない。バッテリーの充放電回数は500回程度なので、確かにまだまだ検証には浅いのかもしれないが、前所有者様もヘビーに使用していたはずである。しかし、何ら故障の気配はない。
もしバタフライキーボードを使ってみたくて中古Macの購入を迷われている方がいたら、参考にしてほしい。大切に扱えばそうそう壊れるものではない。この独特の打鍵感の魅力にハマるかも知れないしハマらないかも知れない。
バタフライキーボードの打鍵感をピアノで例えるならYAMAHA
この「パタパタとした」打鍵感、実はピアノ経験者には体験したことがあるかも知れない。そう、YAMAHAである。電子ピアノでも如実にわかるが、YAMAHAは打鍵が浅く軽い気がする。そして煌びやかな音がする。KAWAIやROLANDはもう少しずっしりしており、特にKAWAIはしっとりといった表現が合っているように思う。
これは直感であるがピアノ経験者からはバタフライキーボードの打鍵感にはYAMAHAを感じる。また、バイクでいってもパタパタとコーナリングを楽しめるのもまたYAMAHAである。笑
私はYAMAHAが好きだ。したがって、バタフライキーボードも好きなのかも知れない。
特に私のキーボードは英字キーでバタフライなので、日本にいると手放すのが惜しいと感じる。
CPUが爆熱でファンがガンガン回った思い出
この対策は以下に記載した。
ネタとして裏蓋で目玉焼きを作ってyoutubeに載せたら拡散されるだろうか?ということまで考えた。上記の原因に気がつくまではそのくらい灼熱の裏蓋だった。笑
ちなみに動画編集して書き出ししている時も熱くはなるが火傷するほどではない。

しかし、振り返ってみるとそもそもMacBook Airはファンレスであることから、MacBook Pro2017のような、ガンガンにファンが回っている音ももう聞けないのかと思うと非常に寂しい。人間の記憶とは非常に不思議なものである。
音質のいいMacBook Pro

これは2017モデルに限ったことではないが、MacBookProは特に音質がいいスピーカーが搭載されていると思う。これは主観に関わることなので、実際に体験してみないとわからない点だと思われるが、スペック的数値からは見えてこない部分として、MacBook ProがAirよりも優位なのは明らかに音質であると思う。
そもそもMacBook Pro2017を中古でも手が届く範囲で買いたいと思ったきっかけがこの音質であった。そして、期待通りだったと思う。
MacBook Proは音質の良いノートPCというのは声を大きくして主張したい。
Intel MacのBootCampは意外に使わなかった
私個人の振り返りになるが、IntelチップのMacに搭載された機能のBootCampは一度windowsをインストールしてみたものの、あまり使用しなかった。私は別にApple信者ではないただのガジェット好きなので、Windowsももちろん触ったことはある。
一点だけ使用感がうまく合致しなかった点として、「トラックパット(タッチパッド)ワンタップでクリック操作」という普段の操作をwindows環境で実現する方法がいまいちわからなかった。
クリック操作ひとつとっても、普段わざわざトラックパッドを押し込んでまでクリックしていなかったこと、加えて、マウスを持っていなかったことから、上記の一点の違和感のみでwindowsが使いにくく感じてしまった。
いまから中古で買うのはおすすめか?
個人的に他人におすすめかと言われると、流石に古い機種なのでメイン機体として迎えることはおすすめしない。ソフトウェアアップデートも現在ではセキュリティーアップデートが来るのみである。
機体そのもののスペックはそれなりに良いので、私のようにブログを書いたり、web閲覧するだけならおすすめではある。さらにバタフライキーボードをどうしても試してみたい、という人にもおすすめできる。動画編集も簡単なテロップ入れくらいならサクサク動く。
ただし、これは正直なところだが、3万円以上を出して買うのはおすすめしない。そこまでの価値が本当にあるのかと疑わざるを得ない。ある意味、Appleだからそこまでのリセールバリューが保てているだけであることを認識すべきではあると思う。もちろん所有感はあるが、私の場合は英字キーでスペックがほぼ当時のフルスペックだったからだと思う。
まとめと次のパーソナルコンピューター
手放すのが大変惜しいと感じているが、諸事情により仕方がない。次のPCをお迎えしたらまた紹介していきたい。ちなみにまだ次のPCは決まっていない。
MacBook Pro2017は全体的に完成度が高く、質感も素晴らしく、何よりも野心があった。と思う。
9年という月日による変化を、最も象徴するラップトップであると思う。野心を持って何かに挑戦してみようとして実際に行動できる時代がそこにはあった。その魂がこの機種には宿っている。

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