女性から「どこの香水ですか?」と聞かれた個人的モテメンズ香水ベスト10

2026年7月25日

みなさんは普段香水を纏っているでしょうか?

ある適当な匂いが、それに結びつく記憶や感情、すなわち、連合を呼び起こす現象を、プルースト効果と呼びます。これは、フランスの作家マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」という小説の中で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸した際、その香りで幼少時代を思い出す描写に由来にしています。

この記事では、私自身が使用または体験して、実際に他人からいい匂いだと褒められたりどこの香水を使用しているのかと聞かれたりした香水を10個紹介します。

プルースト効果により、その香水を纏っているときの周囲の反応もよく記憶しております。

なお、以下の順位付けはあくまで主観によるものです。つまり、他人の反応が良いと私が感じた順番です。

芥川龍之介の半肯定論法のように「正に器用には書いている。が、畢竟それだけだ。」くらいの気持ちで読んでいただけたら幸いです。

香水の種類

香水はその濃度を異として濃い(高い)方から順に、パルファム、オーデパルファム、オードトワレ、オーデコロンと分けられる場合が多いです。

芸能人でもない一般人それも会社員では、オーデパルファム以下濃度が低いものを使うことが多いかと思われます。したがって、この記事でもオーデパルファム以下で紹介します。

濃度が低いほど持続時間も短いものの、香水はトップノート、ミドルノート、ラストノート、といった具合に香りが変化するため、基本的にオードトワレで十分一日楽しめると思います。

第10位 CHANEL 「エゴイストプラチナム オードゥトワレ」

モテ香水の定番中の定番。6月から7月の雨の日の電車内で褒められることが多く、男性の体温で、かつ、湿度が高い環境だと非常にいい香りがする。女性が使用しても非常によく合うと思う。ばっちり決めたいときにおすすめ。つけすぎるとホストの匂いになるため、とにかく薄くつけることを意識する。薄くつけた時の香りは一級品。

この香りはプラチナムという名の通り、棘、尖った部分がないイメージ。てろんてろんに研磨されつくした金属のイメージ。

しかしながら、GACKT氏が使用していることが広められ、定番中の定番として固定されてしまったため、現代の都市部では、男性からこの香りを嗅いだことのある女性は多いものと思われる。

エゴイストとはまた違った香り

香水好きな人は一度天邪鬼を発動して他の香水に浮気するものの、なぜか手元に置いておきたくなり、巡り巡ってこの香水に戻ってくることが多いと思う。一見地味そうな眼鏡男子がつけていたらギャップで萌える女性は多いかも知れない。したがって、実は陰気な人におすすめ。激しいギャップを演出できる。

年代的にも、高校生から年金生活に入るまでどの年代でも使用可能な懐の深さがある。われわれが年金をもらえるかは誰も知らない。

第9位 Dior 「ハイヤー オードゥトワレ」

上昇する現代的で都会的な香り、ハイヤー。同系統でハイヤーエナジーという香水があり、そちらの方がエネルギッシュで若々しい匂いがして人気だが、天邪鬼なあなたにはハイヤーをおすすめ。

秋冬のコートの中から香るときに、他人から褒められたりする。

つけはじめはまさに、高級ホテルに入った瞬間の香りがする。梨シャーベットのような香りがする。イメージ的には世界一高級な梨シャーベットである。冷ややかなイメージもある。

いかにも香水という香りがする割に、この香りは唯一無二の香りである。さわやかなのに、他に類を見ない香り。よく意味がわからない。つけすぎると自分自身でも加齢臭っぽく感じる瞬間があるため、これも薄くつける。ムスク系の甘い香り。

実はその香りの艶というか金属っぽさはエゴイストプラチナムと似ているのであるが、その人気の影に隠れて意外に知られていない。同様の香りに出会うことは私の経験では、一度もない。したがって、ギャップを演出したい陽キャラにおすすめ。

ただし、爽やかなのはトップノートだけで、ミドルノートからは男性的な香りがする。よって、危険な男のイメージ。または、昔流行ったロールキャベツ系男。しかし、ミドルノート以降は「ロールキャベツ系男子」というほど若い香りではない。

女性でも使用できると思うほど最初はさわやかだが、ミドルノート以降×女性では想像もつかない。この香水もどの年代でも使用可能だと思う。秋冬春におすすめ。

第8位 GUUCI 「エンヴィ フォーメン オードゥトワレ」

冒頭で書き忘れたがプールオムとあったら、メンズ用という意味である。オムは男、ファムは女と覚えればよいだろう。フォーメンは英語だが、いきなり仏語が混ざったりするので、一応覚えておこう。

私はぶっちゃけ似合わない香りだ。そういわれたことがある。

ウッディ・オリエンタルの香り。グッチらしいセクシーで官能的な男性美を表現しています。複雑でぜいたくな男性的フレグランスです。とアットコスメにある。

個人的な好みだが、このブログの著者はウッディオリエンタル系の香水が好きだ。は?何それ?って人のために説明すると、ウッディとは木々の香りを指す。お香をイメージするとわかりやすい。百貨店で瓶に長い棒がぶっ刺された商品を見たことはないだろうか。あそこの香りがウッディ系が多い。

オリエンタルとは甘く濃厚な香りである。正解かは不明だが、単純なイメージでは夜のお店の人がオリエンタル系の匂いを放つ場合が多いと思われる。つまり、色気のある匂いである。

この香水は2007年に廃盤になってしまい、もう新たに購入することはできないが、50mlもあれば5年は持つ。それくらい濃い香水である。洋服につくと本当に匂いが取れない。笑

廃盤となった2007年以降は基本的に流行ることはないので、情報が不正確かも知れないが、長瀬智也さんがこの香水を使っていたような情報を目にした記憶があり、かなり似合うだろうなと感じた記憶もある。失礼かも知れないが、コーヒーのアルミ缶を片手で捻りつぶせるくらいの体格を持つ人に似あう。最初から、物理的にちょっと危険な男のイメージの香りがする。

代替品としては、ダンヒルのエディションが似た系統ではあると思う。しかし、それも廃盤との情報あり。エディションの方がおじさんっぽいトニックっぽい香り。あとは、シャネルのプールムッシュ。系統は似ている。

かなりお香に近いまろやかな香りだが、この香水にはどこか、苦み、渋みを感じる。しかし、ミドルノート以降で若干清涼感のある上品な香りに変わる。ここが好きな人が多いと思われる。

しかし、廃盤になっているのでメルカリやヤフオクで探すのがいいと思う。最初は、これのどこがいい香りなのかと思うかも知れないが、薄くつけてとりあえず仮眠すると、起きた時にいい香りがする、かも知れない。

女性が使用するとどういう香りになるか不明だが、エンヴィは女性用もある(それも廃盤)ので、わざわざメンズ用を買う女性は、かなりこの香りに思い入れがある人だけだと思われる。

緑色の液体のビンを見るだけで一瞬で香りの記憶が蘇る、そんな香り。

第7位 ARMANI 「コード オードゥトワレ」

ピュアで控えめでありながら、官能的で洗練された男性の力強い個性を引き出すアンバーウッディの香り。爽やかなグリーンマンダリンとアロマティックなラバンディン、センシュアルで引き付けられるようなトンカビーンと穏やかなシダーウッドのコントラストが特徴。

とアットコスメに商品説明がある。

この香水は他人と被ることはないので、我が道を貫く人にはおすすめ。スーツに非常にあう

基本的には甘い香りがするのだが、女性用のフローラル系の甘い香りとは完全に区別され、暗く重いイメージの甘い香りである。夏はかなり重たいが夜からの外出なら使える。よって、暗めの服装を好む人にかなりマッチするだろう。30代以降のちょっと遊び疲れた大人にぴったりの香水。また、夜に出かけるときにかなり合う。昼間では本当に重たい香りだと感じる。笑

私がこの香水をつけている人を見つけたら真っ先に香水オタク判定するだろう。友達になりたい。アルマーニというミーハーブランドにあっても、香水オタク以外でこれをわざわざ買う必要はあまりない。

この香水は一時、廃盤生産中止になっていたようだが、最近ボトルデザインが変わって再発売された

大人びたい大学生以降の男性におすすめ。女性でもつけられるだろうが、かなり変わった人ですね(誉め言葉)と思う。つけすぎても発散するような香りではない。控えめで上品な香り。

スーツ姿にマッチする香水を一本に絞れと言われたらこれを選ぶかも知れない。

第6位 HERMES 「屋根の上の庭 オードゥトワレ」

初見の人は意味不明だろうが、エルメスの香水には「庭シリーズ」があって、ナイルの庭とか、シテールの庭とか、地中海の庭、モンスーンの庭、李氏の庭がある。屋根の上の庭も、そのうちの一つである。

庭シリーズで一番人気はナイルの庭であると予想する。万人受けする。

ネーミングからかなり具体的な商品名のように思われるが、さらにいえば、これはパリのエルメス本社ビル屋上をイメージして作られた香水である。香りは、グリーンフルーティっぽい。上記までの紹介とはかなり違って、ユニセックスではあるが女性向けの香りかと思われる。

しかし、この香水は男性の私がつけていても何度も褒められた。そのときは、ほとんどラストノートだったように記憶している。したがって、トップノートミドルノートが嫌いでも、ラストノートが好みの可能性がある。しかも、ラストノートまでの移行は早いと思う。ラストノートからが長い気もする。

ただ、怪しさとか、渋さ、セクシーさは無くただただ単純にいい香りなのが残念ではあり、飽きがくる可能性が高い。

春夏におすすめ。男性でも使えるが、優男の方が似合う。ゴリマッチョがこれをつけていると、ラグビー部のユニホームが意外に柔軟剤の香りであふれているのを思い出してしまい、笑いそうになる。

第5位 不明 銀座のビル 「GINZA PLACEの香り」

小休止として、香り関連ビルを紹介する。

銀座一いい香りがするビル(中央)
銀座一いい香りがするビル(中央)

私はビルフェチでもあるのだが、銀座ソニーストアや日産が入っているビル、GINZA PLACEは地上から入った瞬間にめちゃくちゃいい香りがする

9FにはSPA CEYLONというスリランカのスパブランドショップが入っている

店舗はスリランカ本国の他、世界9か国で展開され、10か国目となる日本への進出は「GINZA PLACE」が初となります。とある。

そこの香りをビル用に提供しているのですか?と勇気を出して従業員に伺ったが、さすがにわからないと言われてしまった。笑

とにかくめちゃくちゃいい香りがするビルだ!!!

一緒にEVに乗り合わせたおば様集団に、あなたの香水かと聞かれたが、違う!!ビルの香りなのだ。

東京に観光に行く際には、ぜひ匂いを嗅いでみてほしい。一生記憶に残るはずだ。

第4位 TOMFORD 「ブラックオーキッド オーデパルファム」

ブラックオーキッドの瓶

栄えある上位3位落選の香水は、TOMFORDのブラックオーキッド。これはオーデパルファムなので、かなり濃い香りだとの認識が必要である。それと基本女性用である

オフィスワークでは、朝ミスってワンプッシュとか大量につけてしまうと、まず通勤電車で迷惑がられる可能性が高い。オフィスでも同様である。とにかく間接的に纏うことをおすすめする。

モダンであるとともに永遠に引き継がれるフラグランス。リッチダークアコードに魅惑的なアクセントとしてブラックオーキッドを加え、スパイスをほんの少し効かせたラグジュアリーでセンシュアスな香りです。

とアットコスメにある。

また、別サイトには、フローラルな名を裏切るようなユニークさを持つ、個性的で美しい香り。ロータスなどのウォータリーな花の香りに、香ばしく塩気の効いたトリュフとチョコレートが絡み合う、他とは明らかにちがう体験をもたらしてくれるリッチでダークなアコード。そこに魅惑的なエッセンス、スパイスをほんのり効かせ、モダンな印象を覗かせます。

ともある。

ウォータリーな花の香りというよりは、スイカやメロンみたいなイメージの果物っぽい、瓜っぽい香りから始まる。みずみずしい感じはするが、結構重たい香りでもある。

ブラックオーキッドの同系列 ヴェルべットオーッキッド

トムフォードブランドは、デザイナーのトムフォードさんが立ち上げたブランドであるが、その当人が黒蘭(ブラックオーキッド)の交配に成功した苗木を買い占め特許を取ったみたいな話を聞いたことがある。この香水がトムフォードブランドの第一作目である。

相手の肌にかぶりつきたくなるような香り、として作られたこの香りは、マイケルジャクソンが使っていることでも有名である。

私は遊び心で一度だけ会社につけていったことがあったが、自分が昼間には匂いを自覚しないくらい薄くつけていったものの、「なんか一瞬めちゃくちゃいい香りがした」と上司から褒められた(こちらが香水をつけていることは知らない)。だから、やべっと思った。かなり薄くつけても気づく人は気づく。笑

偏見も知れないが、サテン調のつやつやしたシャツを羽織った女性がつけていたらめちゃくちゃかっこいいと思う。しかも、意外に他人と被ることがない。

ただ、たしか最初は1万数千円で50mlが購入できた(というか1万円もしたっけ?)ものが、今見ると2万円を超えているので、正直ぼったくり感は否めない。トムフォードは広告を出すのが上手い。あと、本当に濃いので、50mlもあったら飽きが来てしまう可能性が高い。よって、第4位。

第3位 Louis Vuitton 「コントロモワ」

ルイヴィトンの香水:銀座にて
ヴィトンも香水を出している

調香師は香水オタクなら一度は聞く、「ジャックキャバリエ」。

ヴィトンで香水?と思うだろうが、最初に発売された7種類の中であれば、香水老舗ブランドにも負けず劣らず、めちゃくちゃいい香りだ。

このコントロモワは女性用であるので、男性は敬遠するかも知れないが、シャネルのエゴイストがつけられるならこれもつけられる。どちらもバニラの香りだからだ。

ただ、バニラの後にココアみたいな匂いがするので、夏に男性がつけるのは暑苦しいのでやめたほうがいいと思う。対してエゴイストは最終的にお香のような匂いに落ち着く。

冬に女性が付けていたら、すごくいい匂いだなと思うと同時に、お嬢様に見えるので、モテ香水かと言われると正直微妙である。敬遠される可能性がある。男性から見るとそういう上品な香りがするということだ。

私が知ってるバニラの香りは、このほかに、シャネルのエゴイスト(プラチナムではない方)と、トムフォードのタバコバニラだ。代替え品の選択肢としてはこれらになるだろう。

ここで紹介したコントロモワは正直めちゃくちゃ高いので、一度量り売り等で試すことをおすすめする。しかし、香りの良さ、周囲の反応の良さは間違いないであろう。また、高価なため、他人とそう被るものでもない。

第2位 TOMFORD 「パチュリアブソリュ オーデパルファム」

この香水は、上記までの紹介とは違って、私が他人の香水が気になって、人生で一度だけ他人に聞いた香水である。

たしか東京の千代田線の某駅から乗ってきた女性だったと思うが、レザージャケットに身を包んだ彼女がこの香水をつけていると教えてくれた。

隣に座ってきたので、ぶっちゃけ最初は墨汁みたいな変な香りだなと思ったが、ミステリアスで妙に服装にマッチしていて、気になってきて聞いてしまった笑

アットコスメを覗いてみよう。
アイコニック。挑発的。都会的。ダークなミステリーを秘めた、究極に現代的なパチュリ。トムフォードが、誘惑するような深みを持つ先見性のある新しいフレグランスで、最も愛する香料の一つであるパチュリを再構築。パチュリアブソリュは、その芳醇さとミステリアスな官能性で名高い香りを、陶酔するような現代的なフレグランスとして革新しました。

とある。

パチュリは実際に好みが分かれる。はっきりと分かれる。だから万人受けはしない。しかし、落ち着く人はかなり落ち着く香りだと思う。具体的には、雨上がりの土みたいな匂いだ!笑

または、静粛な森の中の神社に居るときに嗅ぐような香りだ。

それだけを書くとめっちゃ臭そうだが、男女ともにおしゃれな人はぜひ挑戦してみてほしい。色のイメージで言うと、完全に黒。レザージャケットに合うと思う。結構重たい香りなので、べちゃくちゃ喋るような人には多分似合わないだろう。

また、かっこいい女性を目指すならこれをつけると、私のような変人が釣れる場合もある。厄介だ。

廃盤になったようで非常に残念である。そもそも万人に売れるような香水ではない。

第1位 TOMFORD 「ノワール・デ・ノワール オーデパルファム」

またTOMFORDかよって思った方がいたらごめんなさい。

これは単純に、どこの香水か聞かれた回数や、いい匂いだと褒められた回数が桁違いであった。したがって、第2位のパチュリアブソリュとは対照的に、誰もがいい匂いだと感じる香りだと思う。


中国の陰陽思想を取り入れ、その思想を称えたこのオリエンタル系のフレグランスによって、トム フォードは矛盾した香りのトリックを表現しています。リッチで女性らしいフローラルの香りに対して、ブラック トリュフ、バニラ、パチョリ、ウード・ウッド、木のコケといった土を感じさせる男性的な香りをブレンドすることによって、このシプレーのダーク オリエンタルの香りに、温かみのあるセンシュアリティをプラスしているのです。

とアットコスメにある。

言葉で表現するのは非常に難しいが、甘い香りなのだが、ブラックトリュフやパチュリとも記載があるように、華やか煌びやかな甘さではない。

これは、本当に周囲のウケが良く調子に乗り会社につけていったことも多いが、会議室での会議のようなこもった空間では、出席者から香りを褒められ、本来の趣旨である議事が進んだのかよくわからなくなる。笑

男性が使えば、間違いはないだろう。好みもそう分かれない、うまいバランスの香りだと思う。ただし、つけすぎると香害になるので、かならず自分が意識できるよりも少量をつけた方がいい。

香りが切れてきたなと感じるようなとき、つまり、香水をつけている自覚が薄れてきた頃に香りを褒められることが多いため、いま私は香水を纏ってると自覚し意識できるほどつけると完全に香害になっているであろう。

女性が付けてもかなりいい香りになる。ただし、食事のときはかなり薄めにつけた方がいいだろう。

また、この香水の推しポイントは四季のある日本で一年通して使えるところである。

反対に、難点はといえば、高価だというところだ。高い、高すぎる。しかも、私が実際に纏っていたときより圧倒的に値上がりしている。私は正直、香りだけ店頭で試して、中古でもいいように思う。

ここまで駄文をお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた。