トムフォードのFファビュラスはどんな香り?どんな匂い?香水好きな男性からみた感想と妄想

この記事では香水集めが趣味のアラサー男性が、トムフォードのFファビュラスを使用してみた感想・イメージ・レビューを記載していきます。
香水集めが趣味とはいえ基本的に有名どころしか集めていませんので、的外れなレビューになるかもしれませんが、率直な感想を記載しますのであらかじめご了承ください。
この香水の概要
トムフォードのFファビュラスは、トムフォードから2017年に発売されているオードパルファムです。日本ではそのネーミングの関係から、Fの部分が赤線で目隠しされ2018年5月に販売が開始されました。

その名の通りのイメージとしては「とてつもなく素晴らしい」といった意味になろうかと思います。
香りの構成・基本情報
F ファビュラスは、退廃的なオリエンタルレザーのフレグランスです。ひと吹きであなたを惹きつけ、陶酔させるであろうその香りは、例えるなら深く想い続けていた願いが遂に叶った瞬間、あるいは甘美で親密な秘密の関係のよう。これはもう、“ファビュラス”以外の表現が見つかりません。
F ファビュラスは、颯爽としたクラリセージとラベンダーで幕開け。その主張のある芳しい香りは、瞬時に嗅いだ人の心を捉えるでしょう。続いて、美味しそうなビターアーモンドとバニラが、Fファビュラスの特徴であるレザーアコードに、一筋縄ではいかない豊かなテクスチャーを加え、さらに、オリスルートとしなやかなイタリアンプロンジェレザーが、美しすぎるハーモニーを情感たっぷりに聴かせてくれます。アンバーが温かな幸福感を運んでくる中、病みつきになりそうなトンカビーンと豪奢なレザーアコードが牽引。フィニッシュはクリーミィな最高級のブロンドウッド。この途方もなく“ファビュラス”なフレグランスを、揺るぎない自信とともにまとめ上げています。
率直で、比類のない、素晴らしい香り。
まるで心を酔わせて離さないような、退廃的なオリエンタルレザーの香りが、一流感を醸し出します。秘密の関係や、願いが叶った親密な時間を想起させる、このフレグランスを言い表す表現は、「F ファビュラス」という言葉しかありません。
マットなブラックにマットなホワイトのラベルが付いたボトルが、高級感を表現しています。


TOM FORD Fファビュラスの瓶はマットブラックになっており、中身が見えない仕様になっています。
ファーストインプレッション
この香水をひと吹きしてみた時のファーストインプレッションは非常に意外なものでした。というのも、商品の名前からのイメージで非常に妖艶な女性が付けているような甘く重い香りを想像していたからです。特に、以前同じトムフォードの「ノワールデノワール」や「タバコバニラ」を持っていたことがあり、同様の甘い香りを想像していたからです。しかしながら、この香水のファーストインプレッションは「土のような重い香り」で一般の人はほとんど嗅ぐことがない香りだと感じました。
トムフォードの香水に全般的に言えることですが、オフィスではあまり付けられませんし、おすすめできない香りです。笑 私も会社員時代に香水を空中に吹いて潜ってから出勤している時期があり、その時に褒められた香りはトムフォードの「ノワールデノワール」と「ブラックオーキッド」の2つだけでした。その他はあまりにオフィス向きではなく、個性的過ぎて会社員向きではありませんでした。(ちなみに人生で一番評判のいい香水は全ブランドを含めてノワールデノワールです。)
このFファビュラスも同様に、オフィス向きではありません。笑
重たく暗く冷たい変わった香り、それが第一印象でした。
Fファビュラスのレビューと似ている香り
著者は男性であり、女性とはまた違った感想を持っているかと思います。そして、一般的に香水が好きではない男性は、わざわざこの香水を購入しようとは思わないでしょうから、レビューを記録として残しておきます。
香りのレビュー
ファーストインプレッションから時間がたち、振り返ってみると、土っぽい香りの中に確かにラベンダーの匂いを感じます。そして、バニラのような甘さではないのですが、重たいながらも甘い匂いがします。表現下手くそですみません。
確かにアーモンドのような穀類を想像する甘さはあると思います。割と棘がないミルクっぽさもあるので、ミドルノート-ラストノートまではアーモンドミルク感がある、と言われたら納得するような香りです。レザーと言われるのは最初は正直よくわかりませんが、ずっとクンクンしていると確かにレザーっぽいなと感じることもあります。ただし、動物的な匂いはあまり感じません。どちらかといえば植物的な匂いだと思います。以前タスカンレザーを持っていた時期がありますが、そちらの方は完全に動物っぽい匂いのイメージをもち野生みがありましたが、こちらはそれよりは上品な植物のイメージです。
意外に揮発性は低く、香害にはなりにくいと思います。ただ、重く、濃い香りなので、つけ過ぎは禁物です。上述した通り、オフィスや学校には合わないと思います。
それから香水レビューであまり言及されませんが、香りのイメージとして温度は低め、冷たいイメージです。そして、非常に重たくダークな香りに感じます。他の方のレビューでもある通り、名前の割には派手さは意外になく、控えめです。しかし、この香りの重さ・暗さが特徴になっていると思います。
体温が高まるとさらに甘く香る感じがします。しかし、他のトムフォードの香水と比較すると、トップ、ミドル、ラストの変化はそこまで感じません。安定した香りです。
おすすめの時期はやはり秋・冬になるのでしょうが、私は梅雨の時期こそこのような香りが楽しめるのではないかと思います。なんとなく、土っぽい香りがするからです。その点、Fファビュラスという名前から想像していた妖艶で美人なお姉さんが付けているような香りかと言われるとそういう香りでもなく、しかし、一般の人はわざわざ香水から土っぽい匂いを感じることもないだろうな、という個性的な部分があります。
香りの重たさという表現が合っているかはわかりませんが、確かに重たい香りではあるので、晴れの日には意外に気分が落ちるかもしれません。それだけ夜に似合う香りです。
また、肌につけてもいいのですが、ハンカチなどにつけてリュックやバックの中にしまっておくと、びっくりするくらいいい匂いがします。笑 夏に出先で着替えをした際に、香りのうつった洋服を何度もクンクンしてしまいました。ぜひお試しください。
一点注意点として、正直なところ残念だったのは、香りの持続が6-7時間で、トムフォードの香水をいくつも持っていた経験からすると短命に感じるところです。一般的には持続する方だとは思いますが、ラストノートにうつるとかなり鼻の良い方でない限り香水をつけているとはわからないくらい淡くなる印象です。ミドルノートに関しても、トムフォードの他の香水に慣れているとかなり薄く感じてしまうと思います。
似ている香り
一般的には非常に個性的な香りですが、実はトップノートが極めて似た匂いを持つ香水を一つ知っています。それは同じトムフォードのパチュリアブソリュです。
実はファーストインプレッションで「パチュリアブソリュに似てる!!!」と強く感じたのですが、ブログの記事の構成として最初に書くと面白くないのでここまで我慢しました。
Fファビュラスのトップノートは確実にパチュリアブソリュに似ています。しかし、Fファビュラスの方が比較的一般受けしやすい香りだとは思います。どちらが個性的か、と問われたら間違いなくパチュリアブソリュの方が個性的ですが、土っぽい香りの他に墨汁みたいなイメージと言われたことがあるので、男性であの香りをつけるのはなかなか躊躇します。
以前一度だけ千代田線で隣に座ってきた、レザージャケットをかっこよく着こなした女性がトムフォードのパチュリアブソリュをつけていて、一撃で気付いたことがあります(本人確認済み)。それくらい個性的ですが、Fファビュラスはそれよりは刺々しさがなく角が取れていてまろやかな香りで、意外にもユニセックスな香りに仕上がっているのではないでしょうか。
また、ミドルノート以降は、アルマーニの「コード」に似ている気がしました。
こんな人におすすめ・こんな人につけていて欲しい
重たさはあるもののとても上品な香りになっています。他人と同じ香水に絶対被りたくない人で、かつ、重たい香りの方が好みの人には非常におすすめです。どこか陰がある人、知的な人、思慮深い人、そんな人につけていて欲しいです。
個人的な意見ですが、男性がつけていても非常にセンスがあるな、と感じる香りです。女性では、香水の名前とは裏腹によく香水イメージで妖艶なお姉さん役として登場する峰不二子のような女性よりは、快活な女性がこちらの香水をつけていたら、あれ?とギャップを感じて、とてつもなく素敵な女性…すなわち、Fファビュラスな女性なのだろうと思います。
この香水の魅力はギャップを作れることかと思います。ぜひこの香水を纏って街に出てみましょう。必ず誰かがその魅力に気づくはずです。
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